【レビュー】PCスピーカーとして超優秀「LS-7PRO」

2019年5月29日

私がスピーカーを使用したPCオーディオに目覚めたのは2017年のちょうど4月で、それまではしっかりとしたスピーカーの音を聞く機会すらなかったのでオーディオはそこそこのUSB DACとヘッドホンだけでいいやって思ってた。なので当時PCに接続してたスピーカーは安っぽいエレコム製の木のスピーカーのMS-W02WBKってやつ(愛用者の人見てたらごめんなさい)。

私が初めて聞いたマトモなスピーカーの音は今在学している学校の学生寮で知り合った、
友人HYの部屋に置いてあったヤマハのNS-BP200の音。今まで家電量販店に置いてるお手軽USBスピーカーやステレオジャックに直差しするようなPCスピーカーとは格が違う音だった。当時の感動は今でも思い出せる。

まぁ上みたいな経緯があってとりあえずそのNS-BP200が欲しいって思ってたんだけどAmazonで価格を見ると8000円前後。確かに音や外見の品質の割には破格の値段で安すぎぃ!って思ったけど当時俺の財布の事情では少々予算オーバーだった。そこで色々スピーカーの事調べてて出会ったのが中古のLS-7PRO。ヤフーショッピングでNS-BP200の半額の送料込みの4000円前後で購入。

スピーカーって今も昔も基本的な構造や仕組みはかわってないから常に最新とかにこだわる必要がないし、価格の下がった古いスピーカーでも十分実用性があるのよね。そもそも最終的にその音や特性が自分に合ってるかが一番重要だしね。前置きがクッソ長くなった。

カタログスペック

形式 12cm2ウェイ2スピーカーシステム
エンクロージャ バスレフ方式
使用スピーカー 12cmコーン型ウーファー、リニアム型ツィーター
最大入力 40W
定格入力 20W
インピーダンス
再生周波帯域 45Hz~20kHz
クロスオーバー 2.5kHz
最大外形寸法 180(W) X 301(H) X 262.5(D)mm
質量 4.6kg(1本)
防磁設計 (EIAJ)

私の探し方がダメなのかそれとも消えたのか公式のページが見つからないから
こ↑こ↓のサイトの情報がソース。

外見の評価と音質

外見

今回はセッティング済でなおかつ配線も面倒かつLS-7PROはめちゃくちゃ重たいので全体を事細かく写真撮ったりはしてない。中古故に所々破損してる場所とかサランネットの糸がほつれてる場所が見受けられる。

正面画像
サランネット外した状態。上部にはコイツの目玉の「リニュウム型ホーン」と、下部には色々なサイトでボワボワな低音とか凹んだ中音域とか酷評されてる12cmウーファー。更にその下にバスレフポート。
サランネット取り付け時
サランネットを取り付けた状態。
破損部分
エンクロージャの上に張り付けてるペラペラの板みたいなのが剝がれかけてたので、そのままボンドでくっつけて補強した。

サランネット

サランネットほつれ1 サランネットほつれ2 サランネットほつれ3
ほつれたサランネット。

音質

アンプはLP-2024A+を使用しDACはASUSのサウンドカードだけど名前忘れたしパッケージもなくしたので思い出せない。AT6098ってインシュレーターの上にスピーカー本体を設置して運用。

インシュレーターの上に設置してる音は評判通り高音域にすげぇ透明感があって中低音域は確かにボワボワっとした感じで力強い感じはしないけど重く沈み込むような量感はある。そして全体的に輪郭が曖昧で奥行きのある音が横方向に広がる感じ。

NS-BP200とか以前紹介したD-SX7Aと違って高中低音域のメリハリがはっきりしない感じでスピード感も全くないがむしろそれのおかげで長時間聞いていても聞き疲れしない音。一言で表すなら「めっちゃ耳に優しい音」。ガチなオーディオ環境を構築してスピーカーと耳が遠いリスニングポジションで聞いてる人には力不足で物足りなく感じるかもしれない。

私の用途では部屋が狭いこともありスピーカーから距離をとってもせいぜいニアフィールドな範囲でしか使用しないのでコイツで十分満足できる音が耳に入ってくる。基本的にはPCで作業中に聞くのでかなりスピーカーとは距離が近い。

因みに今はONKYOのSL-057っていうサブウーファーと併用して使ってる。まぁぶっちゃけサブウーファーならなんでもいいからコイツの一番低い周波数の45Hz~60Hz以下を担当させて自分の好みにゲインを調整するとボワボア感はなくならないけどもともとPCスピーカーとして使うにはオーバーな量感の低音がさらに重く沈み込むような感じになる。

当時はNS-BP200の代わり的な感じで購入し力強い低音とクッキリとした高音、音の輪郭が明瞭な中音域を期待して安いブックシェルフ型を探してた私は初めてコイツの音を聞いたときは音が全然違うからコレジャナイ感が半端なかった(当たり前)けどだんだんとコイツの音に慣れてくるとこのスピーカーの音が至高に感じるようになった。

まとめ

上記のような経緯でこのスピーカーを1年以上PC用兼オーディオ用で使い続け良くも悪くもLS-7PROの音で耳が出来上がってしまったせいか結果的にメリハリが強く解像度高めなスピード感のある音のスピーカーが苦手になってしまった。

なので今友だちの部屋にあるNS-BP200で音楽を聞こうとするとあまり長時間リスニングできない。決して音が悪く感じるとかではなく耳が疲れる。現在実家でサブで使用しているD-SX7Aも正直LS-7PROに買い替えたいくらい。まぁ正直値段も安いし中古市場の在庫は潤沢だからあと3セットぐらい買ってもいいかも。

このスピーカーはヤフオクとかメルカリで普通に1000円から5000円ぐらいの手頃な価格帯で普通に転がってるから気になるひとは是非入手してみるといい。PC周りにまともなオーディオ環境を安く構築したいならこのスピーカーとLepy社の激安アンプがおすすめ。上手くやればDAC込で10000円以内で環境つくれる。