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【レビュー】高性能だけど安い! Thinkpad X230の実機レビュー

東京の方にジョーカツという就活サービスを利用するために赴いているとき、パソコンを弄りたくなって(病気)急遽、税込み一万円ジャストでのジャンクノートPCを秋葉原で購入した。建前としては外出時のブログ更新とコーディング用。その名もX230。割と有名なレノボのThinkpadシリーズの一つである。スペックは下に詳しく表で載せるが、1万円としては破格のスペックのi7、ram16gb、SSD180GBである。ACアダプターも付属していた。

ジョーカツに行っていたのは1月上旬で、レビューまでにかなり時間が空いてしまったのは単純にジョーカツ中はなかなかのハードスケジュールで使う時間殆ど無かったのと、家に帰ったらi7なノーパソより強力なi5なデスクトップPCがあるのでほぼ触ってなかったため。

スペック(購入時)

表1.PC

OSWindows10 Pro(購入時)
CPUインテル® Core™ i7-3520M プロセッサー(2.9GHz)
GPUIntel® HD Graphics 4000(VRAM最大1.7GBをメインメモリと共有)
RAM16GB
ストレージSSD180GB(SSDSC2BW180A3L )
インターフェイスUSB3.0×2、Powered USB2.0×1、
アナログ×1、Mini-Displayport×1、RJ-45×1、
マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
電源ジャック、ドッキング・コネクター、ExpressCard/54 x 1

4 in 1 メディアカード・リーダー
(SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリカード、
MMCメモリカード)
イーサーネット10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ワイヤレスインテル® Centrino® Advanced-N + WiMAX 6250 a/g/n、Bluetooth v4.0
カメラHD720p カメラ
オーディオデジタルマイクロフォン/ステレオ・スピーカー、
DOLBY ADVANCED AUDIO v2対応
ディスプレイLEDバックライト付き12.5型HD TFT液晶 (1,366×768ドット、1,677万色)、
光沢なし

2,560×1,600ドット、1,677万色(Mini Display Port出力時)、
2,048×1,536ドット、1,677万色(VGA出力時)
キーボードフルサイズ・キーボード(6列配列)、
89キー( Fnキー、PgUpキー、 PgDnキー、Windowsキー有)、
JISひらがな配列、ウルトラナビ(トラックポイント、クリックパッド)、
キーボード・ライト、Simple Tapボタン、ボリュームボタン
指紋認証あり
本体の重量と寸法質量(バッテリーパック含む):約1.5kg
寸法:約305 x 206.5 x 19 – 33.6mm
電力周りバッテリー:6セル Li-Ion システム・バッテリー
(セーフガードチップセット内蔵)

使用時間:約9.4時間
充電時間:約3時間(パワーオフ/サスペンド), 約3.0-6.0時間(使用時)
最大消費電力:65W
標準時消費電力(アイドル時消費電力):11.66W
低電力モード消費電力:1.16W
ACアダプター定格電圧:AC100-240V (50/60Hz)
質量:301g(本体),70g(コード)

公式仕様書:https://www.lenovo.com/jp/ja/static/catalog/nb-2013-x230_cf_0806?clickid=xU1UfeyC8xyOTRlwUx0Mo3w1Ukixw73M43tPWE0&Program=3766&pid=269814&acid=ww:affiliate:74clty&cid=uk:affiliate:rk5fv4

外見

使用感等

ジャンクだが殆どジャンクのデメリットを感じていない。せいぜいバッテリー持ちが新品と比べてめちゃくちゃ悪くなってるなと感じる程度。それでも3時間半ぐらいは持つ。下部のゴム足が一つのいてるが、6セルバッテリーについてるゴム足の方が高い位置にあるので全く問題になってない。液晶も黄ばんでるってことだけど全然わからん(俺の目が腐ってるのかもしれないけど)。本体に割れや欠損している部分があるけどそこまで目立たない位置にあるし、Thinkpad自体が頑丈な部類のPCなので大丈夫。

性能面

性能面はi7,ram16,ssdなのでまず困ってない。基本的にサクサク動く。3D関連以外は基本的になんでもできる性能は確保できてると思う。Expresscard/56が使えるのでPCI express x1のx16サイズに変換するアダプター使えばグラボも接続可能。帯域がボトルネックになりつつも、グラフィックス性能の強化もそれなりに一応可能。もし取り付けるなら可能な限り、PC本体側のRAMとグラボ間でデータのやり取りをさせないためにもVRAM多いRX570や580が良さげかな。

実際の運用状況と用途

一番上ではブログやコーディング用途のために買ったといったな?あれは嘘だ。実際自分は殆ど家からでないし、学校に行っても実家に規制しても専用のデスクトップパソコンがあるので殆ど使う機会がない….。ただ実家に帰ったとのPCのOSはLinux。じゃあ何に使ってるのかというと、実家でエロゲー遊ぶのに使ってるw

ちょうどWindowsが入ってるので確実に動作する。今までは実家帰ったらWineで動くエロゲーしか遊べなかったがWindwsを持ち運べるようになってどんな環境でもエロゲーを遊べるようになった。やったぜ。

ただエロゲー専用機と化してるとはいえLinux mintとWindws10 Proのデュアルブートで運用中。Linuxを入れてる理由はLinuxの方がトラックポイントの動きがよくてスムーズだったり、windowsだとタッチパッド上部の中クリックでブラウザの新しいタブで開くが機能しなかったりと普段遣いでは使いづらかったため、このパソコンしか使えない環境になったら必然的にこのパソコンで作業することもあるだろうからそういった自体に備えて入れている。

操作性や打鍵感

thinkpadのキーボードの打鍵感は今まで触ってきたノートPCの中で歴代最強。VAIO、Lets Note、Macbook等を触ってきたことがあるけどどれも相手にならん。程よいキーストロークとキーピッチのおかげでめちゃくちゃ打ちやすい。あとキーボード自体にバックライトは無いけどディスプレイ上部についてる照明で暗いところでも手元が照らせるのもGood。ただキーの一番左下がFnキーなのは許せない。毎回Ctrlと間違える。

ポインティングデバイス周りに関しては、こいつに積まれてるタッチパッドは精度よろしくなかった。仕方なく慣れないトラックポイント使ってたら徐々になれてきてホームポジションが崩れないのでタッチパッドを使うより遥かに楽に感じるようになった。

指紋認証

精度悪い、遅い。糞。PINかパスワード入力する方が早い。

画面の解像度

おそらく実用ギリギリらいんであろう1,366×768。FHD以上に慣れてる身としては正直作業領域が狭い。ただWinもlinuxも最近は仮想デスクトップが使えるのが当然なので、割とどうにでもなる。

携行性

重量は今どきのウルトラブックと比べると重め。運搬上の支障はないが1.5kgを超えるのでずっと持っておきたくはない。サイズは分厚い以外不満はない。頑丈さとのトレードオフだからしょうがないかな。まぁLets noteみたいに頑丈で軽いPCもあるけどね。